NHK連続テレビ小説 だんだん〈上〉 ![]() 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 森脇氏原作のNHK朝の連続ドラマ「だんだん」を青木氏は見事に、しかもテンポ良く小説化している。 森脇氏の構想力、荒波のようなストーリー展開もさることながら、その膨大な脚本を青木氏は機敏にカット割して、必要最小限に文字へと落としていく。 「だんだん」を欠かさず見ている私にとって、先が読めてしまうという不安があったのだが、読み終えた後にテレビを見てみると、ドラマの細やかさが感じ取れて満足できた。 映像では全て伝えきれていない祇園の世界をも補足しながら読み進めていけたので、ノヴェラゼイションなのだが、「だんだん」の概論的な内容になっているので、眼を通して |
||
バースデイ・ストーリーズ ![]() 価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 「誕生日」をモチーフにした英米文学の短編小説を、村上春樹が選出し、翻訳、編集したアンソロジー。レイモンド・カーヴァーやポール・セローといった、村上ファンには馴染みの深い作家から、イーサン・ケイニンやデイヴィッド・フォスター・ウォレスなどの新進気鋭の作家作品まで、「この十年くらいのあいだに発表された、活きのいい」(「訳者あとがき」より)佳品10編が並んでいる。さらに、村上自身による書き下ろし短編「バースデイ・ガール」も収録。村上作品や現代英米文学の入門書としても最適な1冊となっている。 かつて役者を志し、現在は暖房設備の部品を販売している「私」は、雪の降るある夜、いきつけのレストラ |
心がだんだん晴れてくる本 (新潮文庫) ![]() 価格: 500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 どん底気分を味わっていた時に、手当たり次第に読んだ中の本の一冊。 読んだ感想は、この程度で心が晴れるなら苦労しないよ!って感じかな。特に人生に問題を抱えていると感じていなくて、何となく満たされない、とか、何となく心が晴れない、という人にはお勧めだと思います。軽く読めて、そこそこ使える本だと思います。 |
|
わにのスワニー(3) しまぶくろさんのたんじょうパーティーの巻 (講談社の創作絵本) ![]() 価格: 1,470円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 しまぶくろうさんは毎月誕生日があるらしい。 でもって、準備はスワニーがしなきゃならないのよね。 さあ大変。でもスワニーはやさしいから、もくもくと準備してくれるのよね。 ワニなのに、本当にいいやつ。 今回郵便屋さんのかわうそくんも初登場。 忘れんぼうのかわうそくんと、おとぼけしまぶくろうさんのかけあいもおもしろいです。 でも娘には前作のほうがおもしろいみたいでした。 |